「マチ★アソビvol.18」や「マチ★アソビRUN」を元気いっぱいに盛り上げたNOW ON AIRをレポート！

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2017年5月5日（金）～7日（日）、徳島県で開催された「マチ★アソビvol.18」にて3日間を通してさまざまなステージで活躍していたのが、新世代声優発掘・育成プロジェクト「キミコエ・オーディション ～supported by ファミリー劇場」の合格者で結成された声優ユニット・NOW ON AIRだ。
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今回は5日に新町橋東公園ステージで行われた映画「きみの声をとどけたい」ステージイベントと、7日に徳島市内で開催された「マチ★アソビRUN」の模様を中心にレポートする。

5日の「きみの声をとどけたい」ステージイベントには、NOW ON AIRの飯野美紗子さん（みさみさ・イメージカラー紫）、神戸光歩さん（みっちゃん・赤）、片平美那さん（みなみー・オレンジ）、岩淵桃音さん（ももちゃん・ピンク）、鈴木陽斗実さん（みんひと・白）、田中有紀さん（ゆっきー・緑）、ランティス所属の音楽プロデューサーで「キミコエ・オーディション」の審査員を務めた木皿陽平さんが登場した。

まずはメンバーそれぞれと、映画「きみの声をとどけたい」の紹介からスタート。片平さんが語った「（「きみの声をとどけたい」は）湘南が舞台で、声の力で奇跡を起こすのがコンセプトです」という言葉が印象的だ。

アフレコの思い出では、メンバーそれぞれがとても緊張していたことが語られた。緊張への対処の仕方が面白かったのは岩淵さんで、緊張した時は腹式呼吸がいいと聞いてずっとスーハーしていたというエピソードには他のメンバーも驚いていた。

映画「きみの声をとどけたい」のイメージソング「この声が届きますように」についてのトークには、木皿陽平プロデューサーが登場。木皿プロデューサーは楽曲について「オーディションで候補者が15人に絞られて合宿をすることになった時に作った課題曲で、それをデビュー曲にしたんです。夢に向けて努力するみなさんそのものを表現した曲で、不安な気持ちや重ねてきた努力がこもっていると思います」と語っていた。

「この声が届きますように」の作詞は結城アイラさんが担当しているが、結城さんはNOW ON AIRが出演している『キミコエTV「声優業界入門NOW ON AIR」』の番組を見て、思い入れを持った状態で作詞したとのことだった。カップリングの「風が吹いた」はそっと背中を押す曲をイメージして制作したとのこと。飯野さんは「風が吹いた」のMVについて、「オーディションから密着して頂いている映像があるので恥ずかしいです」と笑顔で語っていた。

ミニライブでは「この声が届きますように」と「風が吹いた」を続けて披露。マチ★アソビ初日は真夏を思わせる日差しの強さだったこともあり、「太陽に照らされた」のフレーズを野外ステージの太陽の下で歌うメンバーたちが思わず笑いあっていたのが微笑ましく、声を揃えての「マチアソビに、届けコトダマ！」の叫びが新町川に響き渡っていた。

「風が吹いた」は力強くもどこか切なさもある歌声の美しいユニゾンが印象的。かと思えば「絶対負けたくない」のフレーズでは後ろの4人がじゃんけんをしながら楽しい感情表現を見せていたりする。聴かせどころでの鈴木さんや田中さんの力強い低音や、神戸さんの情熱的な歌い上げなど、個々のカラーがよく見えるステージだった。歌い終えた6人は広いステージで歌えた感激と、歌詞とシチュエーションがマッチした素晴らしさを口々に語っていた。

そして今回のマチ★アソビの目玉のひとつだったのが「マチ★アソビRUN」だ。徳島市内4kmのコースをみんなで走るランニングイベントだが、途中の補給ポイントでは高田憂希さんや中村桜さん、桑原由気さん、道井悠さん、森千早都さんといった豪華声優陣が待っていて補給をしてくれる。さらにスタート前にはあの大塚明夫さんがハーレーにまたがって登場、選手たちを激励して参加者を喜ばせた。

NOW ON AIRのメンバーは、片平さん、神戸さん、田中さんが「きみの声をとどけたい」PRのたすきをかけて出走側で参加！　飯野さん、岩淵さん、鈴木さんは、給水ポイントでドリンクを渡す役割を担当。飯野さんたちは走ってくる参加者ひとりひとりを元気いっぱいで出迎えると笑顔でドリンクを渡して、暑さと戦う参加者に癒やしと元気を与えていた。スタート後しばらくすると、給水ポイントにランナー組の3人が到着。おおはしゃぎでハイタッチをかわしあう6人だった。

（取材・文／中里キリ）