※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
堀越耕平さんの人気コミックを原作とするTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期が、2021年3月27日(土)より読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットにて放送開始!
アキバ総研では、本作の第5期放送を記念し、主人公・緑谷出久役の山下大輝さん、物間寧人役の天﨑滉平さん、心操人使役の羽多野渉さんによる鼎談インタビューを実施。これまでのシリーズを振り返った思い出深いエピソードから、第5期の注目ポイントまでたっぷりと語っていただきました。
シリーズを経るごとに広がる「ヒロアカ」の世界
──第5期への意気込みを聞かせてください。
山下 「僕のヒーローアカデミア」の世界がどんどん広がっていて、シリーズを経るごとにファンの方や視聴者のみなさんからの期待度も高まっていくのを感じていました。そんな期待に応え、それ以上のものをお届けできるように気合い十分でアフレコに臨んでいます。
天﨑 僕は2期の「雄英体育祭編」からこの作品に出演させていただいていますが、第1話からいち視聴者として観ていた側だったので、参加できることがすごく嬉しいです。しかも第5期では物間も活躍しいろいろな面を見せてくれるようになったので、その喜びがありつつも身が引き締まる思いですね。
羽多野 心操も「雄英体育祭編」から登場しているのですが、デクや物間とは違い、ヒーロー科ではなく普通科に所属しているキャラクターです。いろいろな方から「心操くん、原作にまた出てきてますよ!」と教えてもらっていたので、再び登場させてもらえる第5期を個人的にも心待ちにしていました。
山下大輝さん
──これまでのシリーズを振り返って、特に思い出深いエピソードはありますか?
山下 前シリーズの第4期では、前半が学校から離れた「ヒーローインターン編」というところでシビアなストーリーだったのですが、後半では「文化祭編」という前半からのテンションの振り幅が激しい展開だったので、みんな「振り幅ありすぎて風邪ひきそう……」と言いながらやっていました(笑)。でも前半のお話があったからこそ、ヒーローというのはちょっとやそっとの覚悟ではできないものなんだと改めて知ることができ、ヒーロー世界の広さを感じることができたことで、デク自身もさらに頑張れるきっかけになったのではないかと思いますし、文化祭では「僕のヒーローアカデミア」というタイトルの意味を100%感じることができました。そういうものを踏まえた第5期になると思うので、ファンのみなさんも楽しみにされているのではないかと思いますね。
天﨑 物間が初登場した「雄英体育祭編」では、“得体の知れない強いやつ”というふうに見えるように演じていたのですが、その後はおなじみの腹黒さがにじみ出ていって(笑)。あとは文化祭でB組の出し物だった「ロミオとジュリエットとアズカバンの囚人~王の帰還~」は原作で読んだときからやりたかったので、個人的にとても印象に残っているエピソードですね。
天崎滉平さん
羽多野 僕は体育祭でのデクと心操の一騎討ちですね。オンエアでも観させていただいたのですが、あのシーンには我々のお芝居だけではなく、音響や作画なども含めた作品に携わるすべての匠たちの技の総合力が感じられました。視聴者のみなさんからも、放送後に温かいメッセージや反響をいただけて嬉しかったのを覚えています。
2019年にアメリカで行われた大きなアニメイベントにトークゲストとして参加させていただいた際にも、「ヒロアカ」のイベントなのではないかと思うくらい、海外の方々もこの作品のことが大好きだったんです。羽多野渉のことはわからないけど、心操の声はわかるみたいで「あ!心操だ!」と知っていただけていたことがすごく嬉しかったですね。
羽多野渉さん
声優として感じる「成長」と「発見」
──第5期のストーリーの印象を教えてください。
山下 第5期の前半では学生同士のチームバトルが中心になっているのですが、やはりこういう展開は少年心をくすぐられるなと。A組とB組は体育祭の頃からライバル関係にあったのですが、そこからB組の彼らがどれだけ裏で努力をして成長してきたのかが今回の対抗戦では描かれているので、そこにワクワクドキドキさせられています。A組にも「B組には負けられない」という意地やプライドがあるから、それぞれが演じるキャラクターの姿を見ていて「A組がんばれ! B組もがんばれ!」という気持ちになりますね。
天﨑 物間はずっと「B組はA組に負けないくらいすごいんだぞ!」ということを言ってきたのですが、なかなかそれを証明できる場所がなかったので、ようやくそれをお披露目できる展開になっています。僕も物間を演じる身として嬉しくなりましたし、戦いの中で発揮されるB組のメンバーの個性や作戦に興奮しました。
山下 全部にリアクションしてくれていたよね(笑)。
天﨑 本当に第5期が楽しくてしょうがなくて(笑)。それこそ対抗戦終盤の物間がデクたちA組と闘うシーンでは、物間の芯となる部分も描かれているので、それを演じられることをみなさんに知っていただけることも嬉しいですね。
羽多野 心操が淡々としているのに対して、物間はずっとひとりで叫んでいるんです。その対比が面白かったですね(笑)。心操は今回の対抗戦にはゲスト枠のような形で参戦しているのですが、みんなには見えないところで努力をしてきて。それを相澤先生やA組・B組のメンバーに見てもらう機会を得て、彼の中では熱くたぎっているとは思うんですけど、性格的に表面に出していくタイプではないので、モノローグや仲間たちとのかけ合いの中でそれを表現しています。また、実際にアフレコをしていると「こんな“個性”の使い方があったのか!」という新たな発見があって、そういった点も見どころのひとつなのではないかと思いますね。
──今回のストーリーでは各キャラクターの「成長」や「発見」が見どころとなってきそうですね。ちなみにみなさんが声優のお仕事や普段の生活の中で「成長」や「発見」を感じるのはどんな時ですか?
山下 「ヒロアカ」の現場ではキャラクターを通じて毎回発見があるんですよね。物事に対してのアプローチの仕方や挑んでいく姿勢であったり、「ヤバい」というセリフひとつ取っても、どう「ヤバい」のかがすごく重要になっていたり。そういったお芝居の中でのさじ加減のようなものに関して新たな発見があり、それに気づくたびに役者としての成長を感じます。日常生活の中だと、新しいお店を見つけたり、おいしいものを食べたりすることで活力が湧いて成長しているのかなと(笑)。最近は“ジンギスカン”のおいしいお店を見つけたので通いたいと思っています。
天﨑 僕はもともと喉を痛めやすくて、その都度ケアしながらやっていたんですが、ある時とうとう喉を壊してしまったことがあるんです。ただその時、ちょうどどうしてもやり遂げなければならない仕事があって、あえて全力でやったらパッと何かが開けて、それ以来、喉を壊さなくなったんです。その経験から、物間のように常に大きな声を出すような役柄でも、限界値を自分で決めずにできるようになりました。そして僕も“ジンギスカン”は好きですね(笑)。
──では次に羽多野さんのおすすめのジンギスカンを教えてください(笑)。
羽多野 北海道でバスツアーのイベントをやったことがあって、その打ち上げでいった網焼きのジンギスカンがすごくおいしかったんですよ!……何の話でしたっけ?(笑)
山下 おすすめのジンギスカンと……声優として成長した話ですね(笑)。
──すみません(笑)。
羽多野 (笑)。僕は「ヒロアカ」を読んでいて、負けるシーンによく感情移入するのですが、うちの事務所の社長も「負けることで成功に一歩近づくんだ」ということを言っていて。心操に関してもそうだと思いますし、自分自身や声優の誰しもがオーディションに落ちて負けを経験する。それを次にどう生かすのか、成長というのはその繰り返しだなと。「今回は決まらなかったけど、次に向けて一歩一歩進んでいく努力をしよう」と負けるたび思います。
キャラクターたちの新たな側面にも注目!
──それぞれのキャラクター目線から今期の注目ポイントを教えてください。
山下 今期ではデクの“個性”である「ワン・フォー・オール」にスポットが当たり、その謎の先端が見えてきます。歴代継承者がどんな人物だったのかなど、まだまだ明かされていない部分が多い“個性”なのですが、体育祭の時に心操の“個性”がきっかけとなってその影を垣間見て、そこからさらに今回の対抗戦で内なる力を発見していくんです。加えて、これまでのように他の生徒たちの“個性”を分析するシーンがあるのですが、「もしも自分と戦闘・共闘した場合」という想定をしながら分析をしていきます。昔は「もしもプロヒーローが共闘したら」ということを考えていたところから、自分を主体にして作戦を考えているんだなと思いました。演じる中でもそういった点に注目していますね。
天﨑 物間は初登場の時からA組への対抗心がずっとあるんですけど、その裏にはB組に対する想いがあるんです。特に彼は仲間の“個性”をちゃんと理解して生かす役割も担っているので、今回の対抗戦ではその真価を発揮しています。また、戦闘とは別のところでどんどんテンションが上がっていく彼に僕自身が負けないよう追っかけながら演じているので、そんなところにもご注目いただければと思います(笑)。
羽多野 心操は体育祭でデクに負けてから、自分に足りないものは何なのかを知りました。あの時の彼は自分の「洗脳」という“個性”に対してある種の後ろめたさを持っていて、言葉だけ聞くと悪役のようなイメージに感じてしまうんですけど、それも使い方しだいなんですよね。今期ではとあるアイテムを身につけて登場するのですが、そんな戦術も相まって戦いがどのように展開されていくのかに注目していただきながら応援してほしいですね。
──最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
山下 今回は本当に注目ポイントがありすぎて困ります!(笑) おそらくみなさんそれぞれ視点が違うので、自分のお気に入りのシーンを見つけて、ぜひディスカッションしてほしいなと思います。僕らキャストはその1シーンを全力で演じているので、感想を持ち寄ってお楽しみいただければ嬉しいです。
天﨑 物間としては今回の戦いの中で彼の“個性”の新たな側面が描かれるので、ご覧いただくことでさらに今後の展開を想像する際にイメージが膨らむのではないかと思っています。あとは物間がこれまで見せてこなかった部分にもぜひご注目ください!
羽多野 今回のストーリーで一番すごいなと思ったのが、彼らは戦いの後に他者の“個性”を認めて称えあって、自分はどのように成長していくのかということをしっかりと考えているところです。心操の目線から見ていてそれがすごく伝わってきたので、そういったアニメの楽しみ方もあるのではないかと。常に成長しながら生きている彼らの物語をぜひお楽しみください。
(取材・文・撮影/吉野庫之介)
プレゼントキャンペーン概要
<賞品>
■「僕のヒーローアカデミア」第5期放送記念、山下大輝×羽多野渉×天崎滉平サイン入りチェキを1名様にプレゼント!
<応募要項>
・応募期間:2021年3月27日(土)~2020年4月3日(土)23:59
・当選人数:1名様
・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます
・賞品発送:順次発送予定
・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付
<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
ご応募に関して不正な行為があった場合